全身の疾患が引き起こす目の病気
当院には高血圧・高脂血症・糖尿病など、普段よく耳にする病名に代表される「生活習慣病」の患者さんが多くみうけられます。その中には今まで診断をうけていない方や病気であることはわかっていても未治療あるいは上手くコントロールされないまま様々な眼疾患により視力低下を起こし来院される患者さんも多くいらっしゃいます。明らかな自覚症状が無いこれらの疾患は、しばしば眼疾患を併発し、いったん進行すると著しい視力低下をきたし、将来生活の質を著しく低下させることになりかねません。糖尿病はその代表選手です。
一度内科で高血圧・高脂血症・糖尿病と診断を受けた際には、自覚が無くても眼科受診を強くお勧めします。現在内科眼科双方の治療は進化しており、疾患コントロールの重要性を正しくご理解いただければ、今後の合併症を予防し日常生活に支障をきたさない状態を維持することが可能です。当院では内科医から適切なアドバイスを受けることができます。気軽にご相談ください。